ケロヨン日記

42歳で大腸ケロヨンになり、6年経過中。女子。独身。会社員。 

保険金はパーっと使う。

アフラックのCMに腹を立てている私ですが、

御多分にもれず、がん保険には加入しており、ケロヨンが見つかった時にまとまったお金がおりました。

一生貰うことはないだろうと思っていたのに、、、こんなことってあるんだなー

癌が見つかるちょうど半年か1年前に、通院治療も補償される方がいいですよと言われて乗り換えたところだったし、、、お世話にはなった。うん。

120万円くらい貰いました。

 

こういうお金は残しておかないほうがいいんだろうな、という野生の勘、発動。

休職していた3ヶ月でパーッと使い切りました。

とにかく、自分の心の赴くままに行動させてみた。

 

●120万円の用途●

入院&手術費用・・・35万円くらい?(うち25万円は個室ベッド代)→大分前なので、怪しい

抗がん剤治療費・・・10万円くらい(後からほとんど返ってきた。仕組みがようわからんー)

宮古島旅行費・・・25万円くらい

長野旅行費・・・15万円くらい

自動車免許・・・25万円くらい

美味しいものを食べる・・・10万円くらい

 

手術する前の日に一人でご飯食べながらTV見ていて。

それまで何百回じゃきかないくらい見ているはずの車のCMにビビっときて、

「退院したら車運転しよう!」と胸が躍ったのーーー。

だからすぐ免許を取りました✨

 

そして休職した翌日に宮古島にFLY!

抗がん剤の副作用で日焼けするとシミが増えると言われたけど、お構いなしに海で浮かんだ〜〜〜

満月の光の中、夜のサトウキビ畑をレンタカーで走り抜けた。

楽しかったなぁ。。。。

 

寛解の時期に入った今でも思っていること。

明日、生きているとは限らない。

だから今日、自分を喜ばせよう!

胸が高鳴ったことは、チャレンジしよう!

 

ケロヨンにならなかったら、今も残りの人生が40年あると過信して、

他人の目を気にしてチャレンジしなかったり、

家族に心配かけたくなくてやりたいことを我慢したり、

将来を心配してお金を使えなかったりしたかも。

「明日突然人生が終わるかもしれない」

それを肌で感じる経験ができたことはギフトだったなと思います。

私の体が命をかけて教えてくれたことだな。。。。

 

と、こんか偉そうに書いてはいるけど、

元気になると、またケロヨンの前の癖が出てしまうーーー

よくない。

せっかく地球に生まれたからには、楽しまなくちゃ。