ケロヨン日記

42歳で大腸ケロヨンになり、6年経過中。女子。独身。会社員。 

ケロヨン(癌)を告げられる

初めてケロヨンを告知されたあの日。

軽い風邪を引くことはあっても、ここ何年も発熱すらしてなかった自分。

「進行性大腸癌です」と告げられても、ピンとこなかった。

「癌に進行性も進行性じゃないもあるんかいな」というツッコミが頭の上っ面を滑っていったりして、巷によく流れてる頭が真っ白になるとか、そういうドラマチックな感じはなかった。病気が疎遠すぎて知識がないってやつですね。知らないって怖いですね!

 

すぐに頭に浮かんだのは当時少しいい雰囲気でデートしていた相手のこと。

 

「あ〜こういう時、結婚してたら心の支えになってくれたりするんだろうなー、いやでも心配かけたくないし、これから運悪く進行したりした時、好きな人に酷い姿を見せるとか辛すぎるから、独身で良かったのかも」ということを、癌になった人の心得的なDVDをぼーっと見ながら考えてました。

 

でもね、この時はまだ怖くないんですよ。

手術が怖いとかはもちろんあるけど、得体の知れない真っ黒い虚無に襲われるとかはないんです。

なにせ家族も全員健康そのもので病気に疎いもんで。

不安で怖くてたまらなくなるのはもう少し、いやだいぶ後のことです。

 

 

∞ 心を救ったおすすめの本やブログ ∞

世にも美しいガンの治し方

ガンという単語が怖くて勧められたけど中々読めなかった本。

現在は絶版してしまっているのでブログを読みました。

もっと早く読めば良かったな、って後悔しました。メディアのおかげで癌という病気をめっちゃビビらされてるけど、そんなに怖い病気でないのでは?って思えました。

 

病気は才能(おのころ心平)

癌は自分を守るために犠牲になってくれた細胞。そう知ってからケロヨンに感謝が生まれました。ケロヨンへの感謝とごめんなさいで涙が出た本です。

https://www.amazon.co.jp/病気は才能-おのころ-心平/dp/4761267798/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=病気は才能&qid=1623214154&s=books&sr=1-1

 

喜びから人生を生きる(アニータムアジャーニ)

抗がん剤治療で寝まくっていた時、真夜中によく読んでました。アニータさんと進行度に違いはあっても、ケロヨンになった理由は同じ。であれば、私も治る、そして人生を変えるチャンスを神様から貰ったんだ〜と思えた本です。

https://www.amazon.co.jp/喜びから人生を生きる-―-臨死体験が教えてくれたこと-アニータ・ムアジャーニ/dp/4864510822